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花粉症などのアレルギー反応へのおすすめ対策4選

こんにちは。

 

ボイストレーナーの松木翠です。

 

最近では、この時期でも花粉症の症状が出る方々も多いですよね。

 

寒暖差アレルギーなんかもあるようで、

私もその一員です。

 

鼻水やくしゃみだけでなく、声の調子にも影響を受けることがあります。

 

ということで今回は、アレルギー反応から声を守るための4つの対策についてご紹介します。

 

 

 

 

1.水分補給をこまめに

 

 

アレルギーの方は、抗ヒスタミン薬などの服用で口が渇きやすくなることがあります。

 

こまめな水分補給を心掛け、のどを乾燥させないようにしましょう。

 

水分不足は声帯を痛める原因にもなるので加湿器を使用したり、のど飴や温かい飲み物を摂取するのもおすすめです。

 

 

 

2.声を無理に使わない

 

 

症状が酷い日は、無理に声を出さないようにし、必要なコミュニケーションは最小限にできるだけ静かに過ごしましょう。

 

特にそのような日には、声帯が赤く腫れています。

 

見えない部分なのでわかりづらいと思いますが、例えるのならば靴擦れの時に皮がむけている状態と似ています。  

  

その状態で絆創膏などで保護せず全力疾走したら大変なことになってしまいますよね??

 

そのため、声帯への負担をできるだけ軽減するためには、静かに過ごす時間を作ることも大切です。

 

 

 

3.適切な呼吸法を意識する

 

 

症状が酷いと深い呼吸がしずらいかもしれませんが、深い呼吸を声で支えるためには

声帯を保護することが重要です。

 

鼻呼吸が難しい場合は、口からでもいいので肋骨の広がりを意識し、ゆっくりとした深い呼吸を心掛けましょう。

 

鼻をかんだり、啜ったり、咳をするとどうしても肩が丸まり肋骨の可動域が狭くなります。

 

その対策として、肩甲骨をおしりの方へ引き下げて、少し胸が開く姿勢を作ると肋骨の前後の動きを感じやすくなるので試してみてくださいね。

 

 

 

 4.声を少し高く出す意識をする

 

 

以前のブログで「店員さんを一発で呼ぶ方法」でもご紹介しましたが、シンガーは「会話の音域」と「歌う音域」をシーンによって使い分けています。

 

会話をする時の声の音域は、低音域から中音域にかけての比較的狭い範囲と言われています。

 

鼻詰まりなどで声が出にくい時は、少し高めの声を出すイメージを持つと「歌う音域」に入るため声帯の負担が軽減されます。

 

 

アレルギーから声を守るためには、日常的なケアが欠かせません。

 

鼻声や声の疲れを感じたら、早めに休息をとり、適切なケアを行いましょう。

 

健康な声で、春を楽しむために!!

 

 

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