こんにちは、ボイストレーナーの松木 翠です。
先月、9月23日は「イロトリドリLive &セッション」にて生徒さん一人一人が音楽と向き合う素晴らしい瞬間に居合わせることができました!
その瞬間を振り返り、心からの感謝と共に、発表会の舞台裏と素晴らしいパフォーマンスについて語りたいと思います。
少し時が経ってしまいましたが、この感動を忘れることはできません!
今回はベストドレッサー賞を設けたことで、より楽曲が持つ世界観や空気感に向き合うことができていたように感じました。
より自分が選んだ楽曲のアーティストに近づくために、衣装だけではなく動きや小物の演出で工夫した生徒さんや、その楽曲が使われてる作品のキャラクターを意識して歌ってた生徒さん。
また「合いの手」が入れやすいように、歌詞を大きく印刷してくれた生徒さんもいました。
不意を突かれたのは、アーティストの名前にちなんだカラーの手作り衣装で登場してくれた生徒さん!
そして見事ベストドレッサー賞を取った生徒さんは、曲の歌詞に登場するスズメの衣装を作ってきてくれました!
またこのベストドレッサー賞にちなんで、曲を始める前にトークで曲や衣装の説明をしてくださいとお願いしました。
突然のお願いにも関わらず、みなさんがなぜこの曲を選んだのかを自然に思い思い語ってくれました。
助け船を出すシーンもありましたが、衣装の紹介も合わせて、どんな風に歌いたいかという心境や技術向上への目標、楽曲説明、場を盛り上げてくれるシーンもあって、発表会を見るというより、ライブステージを見てるような気持ちになりました。
上手く世界が作れると、その瞬間に会場は音の魔法に包まれていきました!
日本語以外の言語でも自然に曲の世界に入っていける。そんな体験をみんなで共有できたことが嬉しかったです。
最後にミュージシャンのみなさんからもそれぞれコメントやアドバイスも頂き、終始いい雰囲気で会は幕を閉じました。
みなさんご協力ありがとうございました!
次回はリハーサルを設けて、より自身がどういう風に歌いたいのかをミュージシャンに伝えて、音楽を一緒に作る時間も共有していけたらと思います。
リハなしのセッションタイプの発表会には不安があった生徒さんは、この機会にチャレンジしてみてくださいね!