こんにちは、松木翠です。
前回のブログは新シリーズ
「マスクを外す今だからこそ
やっておきたい表情筋トレーニング」
導入編をお届けしました。
今回は待ちに待った第2回、実践編です!
「舌」のトレーニングについて見ていきましょう!
前回記事はこちら
皆さんは舌の正しい位置ってご存じですか?
普段あまり意識しないことだと思いますが、
この機会に自分の舌が今どこにあるか
確認してみてください。
普段過ごしている時の舌の正しい位置は、
上顎のボコボコした部分に
軽くついている状態だと言われています。
もしこの位置をキープできないという方は
舌の筋肉が衰えている可能性があります。
舌の筋肉が衰えると、舌の動きが悪くなることで
発声や発音にも影響が出て歌を歌う時にも
声を出しにくくなってしまうかもしれません。
つまり歌を歌うにあたって
舌のトレーニングはとても重要なのです!
次は、歌を歌う時の舌の位置について
お話していきたいと思います。
歌う時には、普段より舌が自由に動ける環境を
作ってあげる必要があります。
何故なら歌う時の舌の動きや口腔内の形によって、
音の発声や言葉の発音が作られているからです。
まず発声時の正しい位置を確認してみましょう。
下の歯の裏に舌先が軽く触れてればOKです。
例えば舌が浮いてしまったり、喉元へ引っ込んでいると
息の通り道を塞いで首全体に余計な力が入ってしまうので、
喉に負担がかかりやすくなります。
また不自然な鼻声になってしまい、
言葉がクリアに発声できなくなってしまうので注意が必要です。
練習する時は、鏡やスマートフォンのインカメラ機能などを
使ってみると客観的に確認できるのでオススメです。
その時はまず声を出さずに、口を縦に開き、上下の前歯の裏を
舌先でタッチをする動きをやってみましょう。
徐々に「La」と声を出して、声量やピッチをあげていき、
舌の位置や動きを観察してみましょう。
自分の舌が思ったよりも動いていないと
びっくりされる生徒さんが多くいらっしゃいます。
丁寧に観察し、動かすと少しずつ自然に動くようになって、
高音が出しやすくなったり、言葉がクリアにはっきり聞こえたり、
良いことがたくさんありますので、ぜひチャレンジしてみてください!
私のオススメのトレーニング方法を紹介します。
とても簡単で楽しく舌を鍛えることができます!
もちろん普段のボイトレレッスンでも
舌のトレーニングを取り込めますので
ご希望があればいつでも仰ってくださいね。
でも、レッスンとはいえ感染症の心配もある中
お互いの口の中を覗き込むことに
「ちょっと抵抗があるなぁ」という方も
いらっしゃると思います。
そんな時はオンラインレッスンを
併用してみるのもオススメです。
LINEやzoomを使えば手軽に受けられますので、
ご家族の急病やお仕事の事情などで
外出が難しくなった時も活用できますよ!
初めての方には丁寧にご説明しますので、
お気軽にお問い合わせください!